サン・ジャックへの道 

コリーヌ・セローの「サン・ジャックへの道」。
面白かった〜。期待して行っただけあります。

駆け込みセーフ、神楽坂のギンレイホールでは最終日。

二本立て映画館だから、ペドロ・アルモドバルの「ボルベール」も上映していたけれど、
疲れていたし、たぶん寝てしまうので「サン・ジャックへの道」だけ見て帰宅。
「オールアバウトマイマザー」を見たことがあるけれど眠くなったからいいや、って。

仲の悪い兄姉弟が、ある事情で他のツアーメンバーと共に聖地に向かい、
1500kmもの巡礼の旅を徒歩でするお話。

持ち味のユーモアで、人間のばかばかしく正直で可笑しいところを描写している。
登場人物が一人一人いちいち真面目におかしい。
館内では結構笑いが起こっていた。

自分勝手、ヒステリー、アル中、失読症、脱毛症、色々な人がいるけれど、
だめ人間も、だめなだけに描かれてない。
段々仲間意識も生まれるし、成し遂げたいという欲も出るし、達成したら自信もつく。
心温まるお話。ほーっとします。じんわり感動。
結局わたしはそういうのが好き。

部分的にだけれど、夢の世界、
「悦楽共犯者」的というか「ローズ・イン・タイドランド」的というか、
そんなのが出てきた。
今までの作品で、こういうの見たことないけれど、こんな世界も前から撮りたかったのかな。

大好きな監督です。
人間の情けなさ、ばかばかしさ、ずるさ、優しさ、強さなどを、
ユーモラスにシニカルに暖かく描く人。
「赤ちゃんに乾杯!」と「女はみんな生きている」もオススメです。

めがね 

めがねをみてきました。

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天然コケッコー 



もうすぐ終わると思い出して、銀座シネスイッチに見に行った。

もともと 原作者のくらもちふさこファンで見たかったんだけど、更に脚本家がジョゼやメゾンドヒミコの渡辺あやさんで、エンディング曲がくるり。そして監督は山下敦弘さんで、リンダリンダリンダは見た。確か湯川潮音がちょっと出ていた。なんといってもソンちゃんかわいい。前作の松ヶ根乱射事件も見たい。乱射事件の次回作が天コケかー、ギャップあるな。

原作は漫画だから、つまり線で平面のものをずっと読んでいたため、はじめ実写についていけてなかったのだけれど、それは時間を追って慣れた。はじめはきっと、この映画がかなり原作に忠実だったからこそ違和感があったのだろう。まったく違ったら、別ものとして違和感はなかったろうし。

なんですか、あの大沢君。格好良過ぎます。岡田将生さんという俳優らしい。王子さまみたいな顔で大沢君の、歯に衣着せぬクールっぷりを演じていた。原作少女漫画ですし大沢君はあれくらい格好よくないと。そよ役の夏帆さんも合っていました、そういえば学校へ行こうで顔見たことあった。

佐藤浩市のお父さんが合っていた。でも、右田父・右田母・大沢母のエピソードなんかがはしょられていたから、分かりにくかったんじゃないかしら。十数巻のものを2時間って難しい。

舞台が島根県で、原作には出てこなかったんだけども、あの方言は島根だったのかー。女の子も「わし」って言うんじゃよ。方言を話せないから、方言に憧れる。でも母親が秋田弁を電話口でしゃべっていても特に可愛らしさを感じないなあ…。TVで見た新山千春の青森弁はすごく可愛らしかったんだけど。

見ていたら、流れてきた音が、あーーーー、そういえば、音楽レイハラカミさんだったわ、と思い出した。声も入っていないのに、ハラカミさんの音は聴けば分かりやすい。独特。宮崎アニメの音も、また久石譲だな、ってすぐ分かるしね。声がないぶん、音に集中するからかなあ。
あの田舎が舞台の映画に、レイハラカミ。って、今でも、合っていたような合っていないような微妙なかんじです。合っていたような気もする。違和感はなかったから合っていたのだろう。音を気にしてしまうから、いちいち画面と合っているか、考えてしまうんだよね。
ハラカミさん、日本科学未来館のプラネタリウムのプログラム、「暗やみの色」の音楽はぴったり合ってました。→。やっぱり電子音だからね、科学だとか神秘だとか無機質なかんじだとか、そういうのには文句なしに合うのだよ。
そういえば、最近出していた、yanokamiのプロモが可愛かったです。矢野さんって色んな人と組むなあ。大御所だ。でもそういえば、平井堅に依頼を受けて鍵盤弾いたことがあって、ピアニストとして呼ばれてね、うれしかったんだ、とラジオで話していたことがあったよ。かわいいなあ。

この映画は観ていて原作への愛を感じました。すばらしい。また漫画読み返したくなった。
そして、体調悪くて自分のしょぼしょぼ過ごしてしまった夏を悔しくなりました。あれくらいの子たちの夏のすごし方のすがすがしいこと!だって私、今年泳いでないんだもん!映画ではすごく景色がきれいだったし!旅行も行けなかったんだもの!これから取り戻そう。

みたいの?みたくないの? 

サヨナラcolor

【サヨナラCOLOR】
いつか見てもいいかな、と思ったまま観てなかった。
音楽にクラムボンが携わっていたんだった。郁子さんに至ってはちょい役で出演してた(原田・永積・ビッケの三人組で)。ビッケは素で病人の役、いけてました。普段から青白いから。
ベタなのに意図されたところでベタに泣いてしまった。まあ泣けなくても不満に思うだろうからいいの。竹中映画、連弾のほうが面白かった。
エンディングに流れる永積×清志郎のサヨナラCOLORは、2人の声が合っていないと思った。と言ったらayomeが、陽水と民生は合ってるよね、と言っていた。
関係ないが、原田(クラムボン)と磯部(HUSKING BEE、解散済み)の声ってすごく合っていると思う。タイムリミットという曲(Re:clammbonバージョン)に礒部さんがコーラスで参加しています。ハモっていて綺麗です。2004年9月19日(ああネットって便利)、埼玉県美里町の教育委員会が主催したイベントに二組が出たのだけれど、なんとハスキン参加のタイムリミットが生で聴けて感激でした。クラムボン参加の新利の風もね。ハスキンは新利の風が入っているthe steady-state theoryというアルバムしかわからないけれど、バラードのほうが礒部さんの声に合う気がします。
映画と関係ないことばかり書いちゃった。

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チェブラーシカ

【チェブラーシカ】
どうしても、チェブちゃんがバカ殿に見えて(だってあの眉毛!)避けていたチェブラーシカ。まわりに好きな人がいっぱいいるので、いつかは挑戦しようと思っていた。
でも、眉毛に加えて、もう一つ不安だったのが、同じ可愛らしいかんじのクレイアニメーション、「ミトン」が全く駄目だったこと。かわいいだけで、何がいいのかさっぱり分からなかった。お話退屈。おれ、かわいいだけじゃ好きにはならないぜ。
観終わって、チェブラーシカ、あの顔は眉毛抜きにしも苦手だし、下から相手を見上げ、無意識に媚びたかんじとかも好きにはなれないと思ったが、性格とかしゃべり方とか、なんと言っても踊り方が、素直に愛らしかったです。可愛いだけじゃなくて面白い動きだったから良かったのかも。大丈夫。きゃわいい。
しかしクレイアニメーションすごいよね。根気が。気が遠くなるよ、ほんと。感服。

かもめ食堂 

もたいまさこのファッションが、友人Nにそっくりでたまげた。
髪型も髪の色も、洋服のバランスもそっくり。後姿だけ見たら間違えそうなくらい。

小林聡美ってなんて愛らしいのかしら、若くみえるし、と思った。
横顔だけ若干歳を感じたので、年齢って横顔に出るのかも、と思ったりした。
時々泳いでいて、それが気持ちよさそうで泳ぎたくなりました。

群ようこの原作だったのですね。群さんの本は読んだことがない。
気が向いたら読んでみよう。

ニョロニョロが電気を食べて生きているのは知っていたけれど、
スナフキンとミイが異父兄弟なのは知らなかった。

小林さん扮するサチエは「来るもの拒まず去るもの追わず」で生きていた。
そういう風になった過去があったのか、もともとそういう性格だったのか。

フィンランドというと、私のイメージでは、森が多く、
自殺者多くて、白夜もがるが、夜が長い期間もあるし
寒くてこもるイメージがあった。(ここは北欧全体のイメージ)
それでエアギターで空騒ぎ(よくも知らないのに勝手な想像です)。
あとは、ムーミン、マリメッコ、カウリスマキ兄弟。
見たからといって、特にイメージは変わらなかったように思う。

猫の顔が日本と違った(ような気がする)。
全体的に安心して見ていられ、面白いしラクだった。

そういえば、キノコだけ意味が分からなかった。
あれって、ドラッグじゃないよな。
話としても、そんなにエグい話なわけない気がするし。
何かを象徴してるだけか?