サン・ジャックへの道
コリーヌ・セローの「サン・ジャックへの道」。
面白かった〜。期待して行っただけあります。
駆け込みセーフ、神楽坂のギンレイホールでは最終日。
二本立て映画館だから、ペドロ・アルモドバルの「ボルベール」も上映していたけれど、
疲れていたし、たぶん寝てしまうので「サン・ジャックへの道」だけ見て帰宅。
「オールアバウトマイマザー」を見たことがあるけれど眠くなったからいいや、って。
仲の悪い兄姉弟が、ある事情で他のツアーメンバーと共に聖地に向かい、
1500kmもの巡礼の旅を徒歩でするお話。
持ち味のユーモアで、人間のばかばかしく正直で可笑しいところを描写している。
登場人物が一人一人いちいち真面目におかしい。
館内では結構笑いが起こっていた。
自分勝手、ヒステリー、アル中、失読症、脱毛症、色々な人がいるけれど、
だめ人間も、だめなだけに描かれてない。
段々仲間意識も生まれるし、成し遂げたいという欲も出るし、達成したら自信もつく。
心温まるお話。ほーっとします。じんわり感動。
結局わたしはそういうのが好き。
部分的にだけれど、夢の世界、
「悦楽共犯者」的というか「ローズ・イン・タイドランド」的というか、
そんなのが出てきた。
今までの作品で、こういうの見たことないけれど、こんな世界も前から撮りたかったのかな。
大好きな監督です。
人間の情けなさ、ばかばかしさ、ずるさ、優しさ、強さなどを、
ユーモラスにシニカルに暖かく描く人。
「赤ちゃんに乾杯!」と「女はみんな生きている」もオススメです。
- [2007/10/19]
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