カーネーション
渡辺あやさんの脚本作品は、
「ジョゼと虎と魚たち」「天然コケッコー」を当時見ていてお名前自体は知っていたのだけれど、
原作なしの脚本作品を見たのが、前期やっていた「エルピス」が初めてで、
これは他のものも見たい!となって、久しぶりにNHKオンデマンドに課金して、
「カーネーション」を視聴。
「カーネーション」は、半年もあるものを一気に見たので時間がかかった。
尾野真千子演じる糸子の、ドスの効いた声、巻き舌、舌打ち、やらが怖かった。
それくらいでないとあの時代に男の人に混じって商売をするということは難しかったのかもしれない。
情があってガッツがあって、おっかない。
朝ドラに多いタイプの、元気で前向き、明るくていい人、ってだけでなく、
ダメなところも描かれていてよかった。
子供らはほったらかしで育てられたけれど、母親に褒められたくて、同じ道に進んだのかな。
ミシンが、軍服を作ることで没収を免れ、子供と親を疎開させ、
空襲におびえながら仕事を続けたり、夫や同級生が戦死したり。
辛い時代を生き抜いた人たちは逞しい。
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- [2023/02/27]
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